目次
エンジニアリングという原点
工学と名前が付く学問は大学の講義や座学などで学習する機会はあっても、実際に実務に入ると同僚となかなか話しません。その一方で、知識が体系化されているため、歴史的な多くの蓄積が反映されており、実務や試験勉強においても有効です。
この記事は私の「備忘録」です。自分がまだまだ修得出来ていない部分を記録するためのモノです。
目の前で起きている現象を深く理解し、知らない知識を効率良く修得し、新たな学びを後世に伝えるために学問というのは存在していると思っています。
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工学とエンジニアリング
機械設計における「工学と力学」と名の付く学問や技術分野をリスト化しています。
リストにある言葉から書籍をたどることで体系的な知識習得の手助けになります。
みなさまは各工学や力学の名称を聞いて内容が頭に浮かぶでしょうか?
工学「Engineering」
- 安全工学 「 Safety Engineering 」
- 信頼性工学「 Reliability Engineering 」
- 品質工学 「 Quality Engineering 」
- 価値工学 「 Value Engineering 」
- 人間工学 「 Human Engineering 」
- 機械工学 「 Mechanical Engineering 」
- 設計工学 「 Design Engineering 」
- 材料工学 「 Materials Engineering 」
- 計測工学 「 Instrumentation Engineering 」
- 振動工学 「 Vibration Engineering 」
- 制御工学 「 Control Engineering 」
- 生産工学 「 Industrial Engineering 」
- 環境工学 「 Environmental Engineering 」
- 経営工学 「 Engineering Management 」
- 要求工学 「 Requirements Engineering 」
力学「mechanics」
- 機械力学「 Dynamics of Machinery 」
- 材料力学「 Mechanics of Materials 」
- 流体力学「 Fluid Mechanics 」
- 熱力学 「 Thermodynamics 」
- 機構学 「 Mechanism 」
- 計算力学「 Computational Mechanics 」
- 構造力学「 Structural Mechanics 」
- 破壊力学「 Fracture Mechanics 」
受験者に送る力学と工学の分類まとめ
機械分野の設計者をしている場合は、上記で出てきた工学や力学に大なり小なり触れたことがあると思います。同時に、自身のキャリアの中でどこを深めていくべきか考えたときに、日本では大企業に行くほど「スペシャリスト」よりも「ジェネラリスト」になる傾向が強いと思います。これは「スペシャリスト」に対する報酬体系など構造的な問題もあります。
技術士二次試験の受験を機会として、ご自身のキャリアプランを再考してみてはいかがでしょうか?
以上。最後までお読みくださりありがとうございます。
キーワード集【技術士二次試験】機械部門
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