筆記試験におすすめの文房具【技術士二次試験】

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筆記試験の記述量が多い技術士二次試験

技術士二次試験では5時間半で「原稿用紙9枚の5400文字」を書く過酷な試験です。

特に最近では、報告書をPCで書くため文字を書く機会がありません。そのため、手が長時間の筆記に対応しておらず、どのように疲れをケアするかが合否を分ける重要なポイントです。

  • 手を疲れさせないか?
  • 手の疲れをいかにとるか?
  • 手に疲れを貯めないか?

私が筆記試験で用意した筆記用具

私が2021年度に技術士の筆記試験で使用した文房具を紹介します。
各々の詳細はのちほど解説しています。

おすすめ筆記用具
  • クルトガ アドバンス アップグレードモデル 太さ0.5mm
  • クルトガ アドバンス 太さ0.7mm
  • 透明な20cm定規
  • 複数の消しゴム

シャーペンの選び方と候補。おすすめはクルトガ。

受験票の案内では机の上に出せる筆記具として、鉛筆とシャーペンとが併記されています。

これらはどちらか片方で大丈夫です。普段文字を書くのに鉛筆を使っていない方以外は、シャーペンが良いと思います。書きなれた筆記具を使うことが重要です。

シャーペン選びのポイント

筆記試験で使うシャーペン選びのポイントを紹介します。

  • 芯の太さ(細い:0.2-0.5-0.7-1.0mm:太い)
  • 芯の濃さ(薄い:HB-B-2B-4B:濃い)
  • シャーペンの握り易さ

「芯の太さ」芯の太さが太いほど文字の線が太く読みやすい文字になります加えて、ペン先が安定して余計な力が不要だったり、芯が折れにくいといったメリットもあります。その反面、濃い文字を書こうとしたときに筆圧が高くなるデメリットがあります。

「芯の濃さ」が濃いほどコントラストの効いた濃い文字が書けます。原稿用紙にはコントラストのある濃い文字の方が読みやすいので普段より濃い種類の選択をおすすめします。その反面、消しゴムで消したときに文字の跡が残りやすくなります。

「シャーペンの握り易さ」長時間シャーペンを握って文字を書くことになるので重要項目です。この項目は短時間試しただけでは判断できない項目です。そのため、実際に購入してみて長時間使用してみることをおすすめします。グリップの形や柔らかさ、太さ、重心など自分の好みがあるはずです。

筆記試験の採点者は40代以上であることが予想されます。そのため、高い視力を期待することができません。文字は大きく濃く書くが筆記試験の基本戦略です。

筆記試験に適したクルトガ(アドバンスと通常版の違い)

条件を満たすシャーペンが三菱鉛筆のクルトガです。

2008年に発売を開始した10年以上歴史のあるブラントで、現在でも新製品が発売されている信頼できるブランドです。この中から、特におすすめな3つをご紹介します。通常のクルトガではなくアドバンスであることが重要です。

  • クルトガ アドバンス 0.7mm(2019年発売)
    • 通常のクルトガの2倍の回転で常に先端をトガらせ続けます。
    • 芯径:0.7mm
  • クルトガ アドバンス アップグレードモデル 0.5mm(2020年発売)
    • 通常のクルトガの2倍の回転で常に先端をトガらせ続けます。
    • 更に金属製のボディになったことで低重心となり長時間の筆記に適しています。
    • 芯径:0.5mm
  • ユニ アルファゲル スイッチ 0.5mm(2021年発売)
    • グリップ部分が柔らかいアルファゲルで出来ているクルトガです。
    • 先端の回転はアドバンスではないため通常版と同じです。
    • 芯径:0.5mm

太さ違いのシャーペンを準備するのがポイントです。疲れた時に変えられます。

番外編( クルトガ専用のシャーペン替芯 )

番外編としてクルトガ替芯をご紹介します。
シャーペンをクルトガで揃えた場合は、替芯もクルトガブランドで揃えるとより効果的です。

外部リンク:クルトガ替芯|シャープ|三菱鉛筆株式会社

消しゴムの選び方と候補。おすすめはMONO。

試験中に机から物を落とした場合、手をあげて試験管に取って貰う必要がります。意外とすぐに気づかれなかったり、他の受験生と手を挙げるタイミングが重なったりと時間のロスに繋がります。そのため消しゴムのような転がりやすいものは複数個準備することをおすすめします。

  • 複数準備すること。
  • よく消えること。
  • 消しカスがまとまること。

私は不正行為の疑いを避けるために本番では消しゴムのケースを外して使用しました。消しゴムは3個以上用意しておけば、試験中に手を挙げて試験管に消しゴムを取って貰うことによる時間のロスを削減できます。

番外編(机の上が消しゴムで汚れたら)

原稿用紙に筆記試験の練習をしていると、どうしても書き損じて消しゴムを使うことがあります。

書く練習が終わったときに消しカスが机にたまっていると机に跡が残ったり他の物についたりして不快な思いをするので

休憩ごとにXiaomiのハンディ掃除機で吸っています。

ハンディなので手元に置いておくことができて便利ですよ。

電源は電気ポッドの横に置いているのでスペースも気になりません。

定規の選び方と候補。おすすめは透明な20cmの定規

定規を選ぶ際に絶対に守らなければいけない条件が2つあります。
受験票に記載がある注意事項ですので厳守しましょう。

  1. 透明であること
  2. 30cm以下であることです。

もし守らなかった場合、試験管が見回りで来た際にカバンへしまうことを指示されます。そうすると試験中に定規を使用することができなくなります。私は過去に何度か受験していますが見える範囲だけでも2~3人は指摘されています。注意してください。

定規のおすすめは透明な長さは20cmです。
試験で使用される原稿用紙はA4ですので横幅「210mm」です。
そのため見出しなどにアンダーラインを引くには定規20cm(200mm)で十分な長さです。

お昼の休憩時間に手をマッサージ

筆記試験は「午前の必須科目」と「午後の選択科目」に分かれています。

試験時間中に使用することはできませんが午前の疲れを午後に持ち込まないためにも

お昼休みの間に手をストレッチして少しでも疲れを取りましょう。

筆記試験におすすめの文房具まとめ

実体験を踏まえた筆記試験用の文房具をご紹介しました。

もしも筆記用具に迷っている方は、今回紹介したグッズを1度使ってみてください。私も初期の練習では普段使いしている製図用の硬いシャーペンを使用していたのですが、指にすぐシャーペンのあとがつき、後半では握力も無くなってきていました。そういった悩みを少し軽減できれば幸いです。

以上。お読みくださりありがとうございました。

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