目次
1月2週目にしたこと
- 受験部門と選択科目の検討
- 業務経歴の棚卸し
- コンピテンシーの理解
受験部門と選択科目の検討
受験部門や選択科目の選択を間違えると合格から遠ざかってしまします。
受験部門を間違える方はいないと思いますので選択科目の選び方を示します。
選択科目の選び方は次の3つの方法を組合せて決定しました。
- 受験部門の全ての科目の「選択科目の内容」を確認する。
- 選択科目の内容から「独立している部分と共通の部分」を確認する。
- 選択科目ⅡとⅢの過去問と自身の業務の整合性を精査する。
すべての選択科目の内容を確認するのは、必須科目の範囲を把握するためです。
機械部門の機械設計だと次の内容が「選択科目の内容」として記載されています。
これだけでも8項目あるので、自分の得意な部分を把握して穴をふさぐ勉強をします。
- 設計工学
- 機械総合
- 機械要素
- 設計情報管理
- CAD(コンピュータ支援設計)
- CAE(コンピュータ援用工学)
- PLM(製品ライフサイクル管理)
- その他の機械設計に関する事項
業務経歴の棚卸し
技術士の二次試験を受験する場合は「業務経歴の棚卸し」が重要です。
筆記試験では具体例を示す問題があり、口頭試験ではコンピテンシーとして継続研鑽などの経験を話す必要があります。技術士にふさわしい業務って何だろうと考えると手が動かなくなってしまうので、次のような手順で振り返りました。
- 1年を4分割して何をしていたのか経験年数だけ書き出す。
- ひとから依頼された仕事を詳細に分解する。
- どこの部署のどんな人にどんな仕事を依頼されたかを思い出す。
- それにどのように対応したり回答したりしたか反復する。
- 各業務を「計画、研究、設計、分析、試験、評価」の6つに分類する。
1月にする業務の棚卸し第一弾としては、これでOKです。
コンピテンシーの理解
技術士に求められる資質能力は「コンピテンシー」と呼ばれています。
主に口頭試験で確認される内容だと考える方がいますが、筆記試験の回答を作成するにあたり、コンピテンシーを理解しているかどうかは最後の1点の得点で差が出てきます。受験勉強を始める前に頭に叩き込む必要があります。
受験申込の案内にコンピテンシーの定義は記載されています。
- 筆記試験
- 専門的学識
- 問題解決
- 実務能力
- コミュニケーション・リーダーシップ
- 評価・マネジメント
- 適格性
- 技術者倫理
- 継続研さん
1月3週目にすること
- 学会誌の購読開始
- 専門誌の購読開始
- 外部セミナーの調査