実質無料CADのFusion360の使い方おすすめ本6選

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Fusion360はAutodesk社から開発供給されている統合CADソフトです。

クラウドをベースとした実質無料のCADソフトとなっています。現在は「CAD/CAM/CAE/PCB:Design」を含んだ次世代のソフトです。CADと聞くと少し固いイメージですが「Blender」のように

キャラクターのモデリングなど幅広い使用ができるようになっています。

私は「Fusion360」を日本語化される前から利用していますので
記事の内容は信頼できる内容だと考えています(約2015年~)

そんな「Fusion360」の勉強におすすめできる書籍をご紹介します。

目次

Fusion360を使う目的別おすすめ参考書

CADの利用者には2通りの人が存在します。

  • 作りたいものが決まっている人
  • 作りたいものが決まっていない人

ただ共通しているのは「何かを作ろうとしている」ことだと思います。

本記事でご紹介する書籍が創作活動の役に立てば幸いです。

こんな人向けの本を紹介します
  • はじめてのCADを触るので順を追って勉強したい人
  • CAE/CAMなど3DプリンターやCNCでも役立てたい人
  • とにかく楽しく作品を作りたい人

無料版だと一部の機能が制限されます。
それでも他の有料ソフトに劣らない魅力的な製品です。

はじめてCADを触る方も安心な3冊

  • Fusion 360 マスターズガイド ベーシック編 改訂第2版
  • Fusion360操作ガイド スーパーアドバンス編 2021年版―次世代クラウドベース3DCAD
  • 例題でわかる! Fusion360でできる設計者CAE

①Fusion 360 マスターズガイド ベーシック編 改訂第2版

1冊目は「Fusion 360 マスターズガイド ベーシック編 改訂第2版」です。

はじめての方には最もおすすめできる1冊です。

もし1冊しか参考書を買えない場合は「マスターズガイド」を推します。

基本的な操作方法がひと通り丁寧に記載されていて、操作に慣れるまで手元に置いておきたい本です。

  • タイトル「Fusion 360 マスターズガイド ベーシック編 改訂第2版」
  • 発売日:2019/12/21
  • 執筆者:小原 照記 氏、藤村 祐爾 氏

②Fusion360操作ガイド スーパーアドバンス編 2021年版

2冊目は「Fusion360操作ガイド スーパーアドバンス編」です。

もし先の「マスターズガイド」で物足りなさを感じたら購入してみてください。

スーパーアドバンスというだけあって発展的な内容になっています。

ダウンロード資料もあるので安心して進められると思います。

  • タイトル「Fusion 360 Masters」
  • 発売日:2017/04/27
  • 執筆者:三谷 大暁 氏、別所 智広 氏、坂元 浩二 氏、大塚 貴 氏

③例題でわかる! Fusion360でできる設計者CAE

3冊目は「 例題でわかる! Fusion360でできる設計者CAE 」です。

CAEって何?という人にも分かり易く解説されています。

特に部品拘束の部分の開設は分かり易かったです。

少し古い書籍になってしまっていますが重要な部分は理解できると思います。

  • タイトル「例題でわかる! Fusion360でできる設計者CAE」
  • 発売日:2017/10/27
  • 執筆者:水野 操 氏

とにかく楽しく作品を作りたい方への3冊

  • Fusion 360 実践ガイドブック
  • Autodesk Fusion 360 Sculpt Advanced
  • Fusion 360 Masters

④Fusion 360 実践ガイドブック

4冊目はデザイナーの猿渡氏による「Fusion 360 実践ガイドブック」です。

この3冊の中では最も「実践的な本」となっています。

カーモデリングの方法も入っているので「手を動かしたい人」には最もおすすめです。

猿渡 義市さんは過去に日産でカーデザインをされており、動画サイトでカーモデリングの様子を公開されています(めちゃ勉強になります

  • タイトル「Fusion 360 実践ガイドブック」
  • 発売日:2020/04/30
  • 執筆者:猿渡 義市 氏

⑤Autodesk Fusion 360 Sculpt Advanced

5冊目も猿渡氏による「Autodesk Fusion 360 Sculpt Advanced」です。

現在のFusion360では「スカルプ」ではなく「フォーム」と呼ばれています。

先に紹介した 「Fusion 360 実践ガイドブック」 よりも優しい内容ですが、

発売が2017年なのでもし購入される場合は書店で一度読まれることをお勧めします。

  • タイトル「Autodesk Fusion 360 Sculpt Advanced」
  • 発売日:2017/09/14
  • 執筆者:猿渡 義市 氏

⑥Fusion 360 Masters

6冊目はオートデスク社の公認として発売された「Fusion360 Masters」です。

どちらかといえば作り方と言うよりも「作品集」の色合いが強い書籍です。

2017年前半と古い書籍ではありますが楽しく読み進められます。

  • タイトル「Fusion 360 Masters」
  • 発売日:2017/04/27
  • 執筆者:オートデスク株式会社公認

Fusion360の使い方おすすめ参考書まとめ

Fusion360は次世代を担うクラウドベースの統合開発環境です。

統合開発環境とはソフトウェア開発の現場で利用されている言葉ですが、

Fusion360は「CAD/CAM/CAE/PCB:Design」を統合した次世代のソフトだと言えます。

今までCADは個人向けには閉ざされていた業界でしたが、

近年クラウドやPC性能の向上で確実に個人へ広がってきています。

これは2021年にSolidWorksが個人向けにライセンス販売を開放したことにも表れています。

またフルクラウド3D-CADのOnshapeはPTCに買収されたりと目まぐるしく変化しています。

この現状をユーザーのひとりとして楽しんでいきましょう。


以上。最後までお読みくださりありがとうございます。

Fusion360は頻繁にアップデートされています。
そのため書籍と画面構成が異なる場合がありますがご容赦ください。

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