技術士二次の筆記試験では最大5400文字を書く必要があります。
つまり採点者も膨大な量の論文を読みます。
そのため、筆記試験の答案は内容だけでなく、
見栄えでも採点者に好印象を与えることが重要です。
この記事では特に「文字」に特化して記載しています。
読みにくい論文と読みやすい論文とどちらが良いですか?
きれいな字よりクセのない字
私は文字を書くのが苦手です。
書くのが遅いうえに字が汚く本当に嫌になります。
それでも筆記試験では文章を書いて合格しなければなりません。
採点する立場だったら字が汚い論文をみたときに良い論文だと思いますか?
きれいな字で書かれた論文の方が良い内容だと期待することでしょう。
そうはいっても、きれいな文字を書くことは簡単ではありません。
そこで私が考えた戦略は「きれいな文字より読みやすい文字を書くこと」です。
どんな文字が読みやすいか?
それは「クセのない文字」です。
自分の文字のクセを知る
文字の特性を再度確認するために何冊かペン字練習帳をやりました。
練習していて驚いたのは文字の書き順や気を付ける点など全く忘れていて
無意識のうちに省略して書いていたことです。
- 美しく正しい字が書ける ペン字練習帳(著 和田康子)
- くせ字がなおる ペン字練習帳(著 和田康子)
- 中塚翠涛の30日できれいな字が書けるペン字練習帳(監修 中塚 翠涛)
正しい書き順で漢字を書く
漢字の書き順を調べるときは「かくなび」というサイトが良かったのでご紹介します。
サイト内の検索窓に漢字1文字を入れると
その書き順がアニメーションで表示されます。
書き順が改善されると自然と文字全体のバランスも改善されます。
外部サイト:かくなび kaku-navi
間違った書き順や文字のクセを記録する
お手本の字と比較して自分の字のクセに気が付いたときや
書き順の間違いに気づいたときは「ipad pro」で書いて記録しました。
Apple pencil を併用すると文字を直接かけるため非常に便利です。
そうすることで同じ癖が次に出たときに気づきやすくなります。
また、iPad pro には「lidar」という3Dスキャナ機能もあるので買ってしまいました。
アプリは「GoodNote5」を使用しています。
クセ字を治して好印象を狙おうまとめ
大人になると人から書いた字に指摘をもらう機会はありません。
ペン字の練習帳をやっていたときは小学生に戻った気分で少し落ち込みましたが、
それでも自分の文字が少しずつ読みやすくなると嬉しくなり元気が出ました。
自分の文章を読むモチベーションもあがり勉強がはかどります。
皆さんも少しでも筆記試験の合格を高める方策を積み重ねてください。
以上。最後までお読みくださりありがとうございます。