継続研さんとは何か?【CPD活動】
技術士試験の口頭試験対策をするにあたり「継続研さん」って具体的に何だろう?と疑問を抱きました。そこで公開済みの文書をいくつか調べて、2021年8月にまとめた内容となります。
継続研さんは「CPD:Continuing Professional Development」の略称です。
直訳すると「継続的な専門家としての発展」です。
CPDは3年を1サイクルとして「3年150CPD、1年に平均50CPD」を推奨されています。
- Continuing:続ける、継維持する、継続的な
- Professional:職業の、専門的な、専門家としての、
- Development:発展、発達、進展、
単に「CPD」というと、建築業界での認定精度が先に出てきます。
そのため「技術士CPD」と「CPD」は 明確に分けて認識する必要があります。
CPD活動の形態区分と形態項目
具体的にCPD活動はどのような内容が該当するのでしょうか?
技術士CPDの内容は大きく下記の3つに分類することができます。
3つの中には既に出来ている部分もあると思います。
- 参加型
- 実務型
- 発信型
簡単に言い表すと
「学習した知識を業務を通して修得し成果を挙げ、有益な情報を社会と共有すること」
【CPD活動の形態区分と形体項目】
・参加型「講演会、企業内研修、学協会活動」
・実務型「資格取得、業務成果」
・発信型「報文 / 論文、講師 / 技術指導、図書執筆、技術協力」
・自己学習型「多様な自己学習」引用元:技術士CPDガイドライン(案)
資料の発行時期
- 2015年01月15日|修習技術者のための修習ガイドブック
- 2017年04月01日|技術士CPD(継続研鑚)ガイドライン 第3版
- 2021年03月01日|令和3年度技術士第二次試験受験申込み案内
- 2021年05月27日|技術士CPDガイドライン(案)
- 2021年08月01日|記事の執筆月
口頭試験におけるCPD対策まとめ
継続研さんについて調べてみると「技術士CPDガイドブック 第1版」が発行されたのは2002年と約20年もの歴史がありました。約20年の間にガイドブックからガイドラインに代わり、法改正や海外の所資格との整合性を取りながら苦労の跡が文書からも見て取れます。
2021年8月現在で継続研さんとは
「講演会や社内講習会に参加して知識を増やし、実際の業務を通してそれらの知識を習得し、業務成果を挙げて、その過程で得られたノウハウや成果を、特許や執筆のような活動を通じて社内外を問わず共有すること」と解釈できると思います。
皆さまもCPDを通して更に技術力を高めていきましょう。
参考情報
参考情報を順不同で記す。