【令和2年度】必須科目1 過去門の解説「機械部門」

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必須科目1【令和2年度】機械部門

令和2年度の必須科目Ⅰについて解説します。

筆記試験では時事問題の具体的な数値を覚えておく

試験管に理解度をアピールしやすいのでおすすめします。

〇過去問の入手はこちら
技術士二次試験 過去問題 > 01 機械部門|日本技術士会

必須科目1-1「ものづくりにおける技術伝承」

約360文字 の問題文に対して、設問(1)~(4)という基本的な設問形式でした。

大きなテーマは「ものづくりにおける技術伝承」です。

前提条件としては3つが与えられていました。どれも機械部門では頻出の内容です。

前提条件
  • 労働人口の大幅減少(少子高齢化
  • 女性や高齢者の労働参加率の頭打ち
  • 「ものづくり」から「コトづくり」へ

必須科目1-①【解説】

はじめに「日本を取り巻く技術伝承の環境」がどういった状況か整理します。

少子高齢化や女性の製造業での数値などがあると説得力が増すので覚えましょう。

「技術伝承」は重要テーマですので必ず押さえましょう。

関連キーワード

技術伝承、形式知、暗黙知、ベテラン、若手、職人、職能、技能、ノウハウ、マニュアル、健康、ナレッジマネジメント、SECIモデル、etc

参考情報

参考資料を順不同で示します。

必須科目1-2「省エネルギー社会の実現」

約480文字 の問題文に対して、設問(1)~(4)という基本的な設問形式でした。

大きなテーマは「省エネルギー社会の実現」です。

設問では「業務・家庭・運輸・産業」から2つを選んで

今後取り組むべき技術課題を挙げるよう求められています。

前提条件
  • 業務・家庭部門での省エネルギーの強化
  • 運輸部門における多様な省エネルギー対策の推進
  • 産業部門における省エネルギーの加速

必須科目1-②【解説】

解答パターンとしては2通り考えられます。

  • パターン①
    一般的な省エネルギー問題をQCDSEの観点を軸に解答する方法
    機械部門全体にわたる広い知識を示すことができます。
  • パターン②
    自身の経験した製品を例に、省エネルギーへの取り組みを軸に解答する方法
    専門的な知識と経験があることを示すことができます。

設問2で解決策を掘り下げる前に具体的な製品を引用する方法もあります。

また設問1の各課題の1つを具体例を含めて記述しておく方法もあります。


必須科目1の評価項目を考慮すれば「パターン①」の答え方でも得点可能です。

反対に、選択科目Ⅲでは「パターン②」の答え方の方が得点が見込めます。

どちらの場合も記述できるように練習しましょう。

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